ビットコインは先週より史上最高値を更新し、本日7月14日アジア時間昼過ぎにも多くの資金が流入し史上最高値を更新している状況です。週末の値動きは小動きで堅調に推移していたと言えるでしょう。米国からは引き続き相互関税の発表が相次いでいますが、暗号資産市場では現状全く影響がない状況です。7月14日の午前中はアルトコインも上昇しつつあり、暗号資産市場全体に力強さがあります。## BTC(ビットコイン)続伸も目先+2%程度が上値の目安か【図表1】BTC/JPY 日足チャート出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)BTC/JPY日足チャート分析です。SMA90(水色)がSMA200(橙)をクロスし、移動平均線は短期→中期→長期の順で並びました。MACDも0.00から浮上し、テクニカル分析の定石通りの上昇となっています。引き続きこの地合いは強く維持される傾向が強いと判断し、買いポジションを継続することが良い選択肢だと思います。目先12万2000ドル手前に大型の売り注文がデリバティブ市場で入っていることから、このあたりで一旦止められる印象です。個人的な予想としては、現在価格から+2%程度上昇したところが今週の高値になるとみています。この辺りではポジションを縮小して再度押し目を待ってもよいと思います。【図表2】BTC/JPY 4時間足チャート出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)BTC/JPY4時間足分析です。MACDはすでにダイバージェンスを発生させており、高値追いは禁物のシグナルです。このダイバージェンスが解消されるには1週間ほど時間を要すると思われるため、高値圏での揉み合いが理想的でしょうか。BTC/JPYが1,700-1,780万円の4%程度の値幅で小動きとなれば、市場も傷みが少ないと思われます。私自身はスイングトレードを行った場合もこの程度のボラティリティを許容し、リスク管理を行う予定です。週後半あたりに1,700-1,720万円で推移する機会があれば、追加のポジションを入れたいと思います。4時間足MACDの解消具合を見ながらのトレードとなりそうです。## ETH(イーサリアム)は50万円超えがターゲットか、日足でついにSMA90-200レンジを突破【図表3】ETH/JPY 週足チャート出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)ETHは高値を超えてきたので、今週はETH/JPY週足分析から始めます。MACDは0.00ラインに回帰中でおよそ半年ぶりの帰還となります。SMA90(水色)の平均線も抜けてきたことから、上値を目指す展開を予想します。目先ターゲットは並行チャネルレンジを想定した下降トレンドラインの上値をイメージして、買いトレードを継続したいと思います。目先50万円超え、50-52万円あたりを上値の目処としていきます。【図表4】ETH/JPY 日足チャート出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)ETH/JPY日足チャート分析です。本コラムでも長らく解説してきたSMA90(水色)とSMA200(橙)のレンジを突破し、上昇に勢いがつきました。MACDも0.00から久しぶりに乖離を始めており、このトレンドは強いでしょう。さらに上値を更新する地合いと考え、スイングトレードは継続。私自身は、ETH/JPYの50万円を目標にポジションを引っ張っていきたいと思います。追加を入れる場合は、ここ数日、日足レベルでレンジが狭いため、成行きで少額の積み増しエントリーは選択肢の1つだと考えます。1.1-1.2倍程度への積み増しは許容範囲だと考えて買いトレードを継続します。今週も引き続き、BTCもETHも上昇目線を堅持、特にアルトコインへの資金流入が海外のデリバティブ市場でも目立っており、ビットコインドミナンスも低下傾向です。よって、ETH中心の買いトレードが有利に働くと考え、買いトレードを繰り返していきたいと思います。
BTC(ビットコイン)は12万ドルを突破、史上最高値を更新 | ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)をチャートで学ぶ | マネクリ マネックス証券の投資情報とお金に役立つメディア
ビットコインは先週より史上最高値を更新し、本日7月14日アジア時間昼過ぎにも多くの資金が流入し史上最高値を更新している状況です。週末の値動きは小動きで堅調に推移していたと言えるでしょう。
米国からは引き続き相互関税の発表が相次いでいますが、暗号資産市場では現状全く影響がない状況です。7月14日の午前中はアルトコインも上昇しつつあり、暗号資産市場全体に力強さがあります。
BTC(ビットコイン)続伸も目先+2%程度が上値の目安か
【図表1】BTC/JPY 日足チャート
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)
BTC/JPY日足チャート分析です。SMA90(水色)がSMA200(橙)をクロスし、移動平均線は短期→中期→長期の順で並びました。MACDも0.00から浮上し、テクニカル分析の定石通りの上昇となっています。引き続きこの地合いは強く維持される傾向が強いと判断し、買いポジションを継続することが良い選択肢だと思います。
目先12万2000ドル手前に大型の売り注文がデリバティブ市場で入っていることから、このあたりで一旦止められる印象です。
個人的な予想としては、現在価格から+2%程度上昇したところが今週の高値になるとみています。この辺りではポジションを縮小して再度押し目を待ってもよいと思います。
【図表2】BTC/JPY 4時間足チャート
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)
BTC/JPY4時間足分析です。MACDはすでにダイバージェンスを発生させており、高値追いは禁物のシグナルです。このダイバージェンスが解消されるには1週間ほど時間を要すると思われるため、高値圏での揉み合いが理想的でしょうか。
BTC/JPYが1,700-1,780万円の4%程度の値幅で小動きとなれば、市場も傷みが少ないと思われます。私自身はスイングトレードを行った場合もこの程度のボラティリティを許容し、リスク管理を行う予定です。
週後半あたりに1,700-1,720万円で推移する機会があれば、追加のポジションを入れたいと思います。4時間足MACDの解消具合を見ながらのトレードとなりそうです。
ETH(イーサリアム)は50万円超えがターゲットか、日足でついにSMA90-200レンジを突破
【図表3】ETH/JPY 週足チャート
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)
ETHは高値を超えてきたので、今週はETH/JPY週足分析から始めます。
MACDは0.00ラインに回帰中でおよそ半年ぶりの帰還となります。SMA90(水色)の平均線も抜けてきたことから、上値を目指す展開を予想します。目先ターゲットは並行チャネルレンジを想定した下降トレンドラインの上値をイメージして、買いトレードを継続したいと思います。目先50万円超え、50-52万円あたりを上値の目処としていきます。
【図表4】ETH/JPY 日足チャート
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)
ETH/JPY日足チャート分析です。本コラムでも長らく解説してきたSMA90(水色)とSMA200(橙)のレンジを突破し、上昇に勢いがつきました。MACDも0.00から久しぶりに乖離を始めており、このトレンドは強いでしょう。
さらに上値を更新する地合いと考え、スイングトレードは継続。私自身は、ETH/JPYの50万円を目標にポジションを引っ張っていきたいと思います。追加を入れる場合は、ここ数日、日足レベルでレンジが狭いため、成行きで少額の積み増しエントリーは選択肢の1つだと考えます。1.1-1.2倍程度への積み増しは許容範囲だと考えて買いトレードを継続します。
今週も引き続き、BTCもETHも上昇目線を堅持、特にアルトコインへの資金流入が海外のデリバティブ市場でも目立っており、ビットコインドミナンスも低下傾向です。よって、ETH中心の買いトレードが有利に働くと考え、買いトレードを繰り返していきたいと思います。